もしもの時に覚えておきたい韓国のお葬式のマナー

韓国お葬式のマナー 韓国のお葬式

韓国のお葬式の作法を知っておこう

韓国のお葬式は日本と異なる点が多々ございますので、もしもの時のために覚えておきましょう。

参列するのは?

日本のお葬式の場合故人と関係が近い場合のみ参列します。しかし韓国場合は「悲しいときこそ、そばにいてあげたい」と思いから、友人や知人の親戚といった、自分とつながりが薄い人のお葬式にも参列することがあります。会社の同僚の親・兄弟が亡くなった場合は、葬式に参列します。しかし、それ以外の祖父母や親戚が亡くなった場合は、参列の有無は関係性によって異なり、香典だけを渡しても構いません。

参列の日・時間帯

サミルチャン(3日葬)の場合、2日目にお通夜・3日目に告別式が行なわれます。葬式場には、各自が可能な時間に訪れることができ、親族が24時間待機しているため、夜中や夜明けに訪れることも可能です。日本同様、故人と関係が深い場合はお通夜・告別式ともに出席します。

服装はどうすればいい?

通夜の場合は服装にこだわらないため地味な色目の普段着でも構いません。告別式は黒のスーツやスカートを着用するのが望ましいでしょう。もちろんアクセサリーは厳禁です。ここは日本と同じですね。

賭儀金(プウィグム・香典)

香典袋は別途購入して、事前に準備することがマナーです。香典袋は文房具店やコンビニで購入できます。封筒の表に「賻儀(プウィ)」と縦に記載し、封筒の後ろに名前のみ記入します。香典の相場は3万ウォン、親しければ5万~10万ウォンと様々です。

焼香の仕方

1.線香をたてます。お焼香ではなく線香の場合が多いです。

2.遺影に向かってクンジョル(ひざをつく深いお辞儀)を二礼、起立した状態で1礼お辞儀をします。キリスト教の信者はクンジョルをせず、立ったまま行なうお辞儀で済ますことが多いです。

3.喪主と遺族に向かってクンジョルを一回行ない、慰労の言葉をかけます。

4.受付で香典を渡します。
※受付がなく香典入れの箱だけ置かれている場合もあります。また、入口付近に香典入れの箱がある場合は、香典を箱に入れてから故人に挨拶をするケースもあります。

5.別室で通夜ふるまいをうけ、故人について語り合います。

塩(お清め)

韓国でも葬儀に参列して帰ってくると、家に入る前に塩をかけます。塩で体を清めるのは、年配の人であればあるほど必ず守る習慣です。

まとめ

いかがだったでしょうか。以上が韓国のお葬式のマナーです。韓国はお隣の国ですのでもしものことがあるかもしれません。日本の葬儀と似ている点も御座いますね。韓国のマナー、是非覚えておきましょう。

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