もしもの時のために覚えておきたい！！韓国のお葬式！！

韓国のお葬式の流れをご紹介

お隣の国韓国。もしもの時があるかもしれません。是非覚えておきたい韓国のお葬式をご紹介いたします。韓国のお葬式は、「お通夜・告別式」が２日間行なわれる日本に対して、韓国では３日間行なわれます。日本と似ているようで多少異なる点があります。韓国の葬式の流れや参列する際の注意点などをご紹介します。

韓国のお葬式「サミルチャン（３日葬）」

韓国のお葬式は大くの場合、故人の死後３日間にわたりサミルチャン（３日葬）が行なわれます。３日３晩、喪主や故人の家族は葬儀場で弔問客を迎え、食事をふるまいます。ここでは、一般的なサミルチャンの手順についてご紹介します。

サミルチャン-１日目-

故人を新しい服に着替えさせ、白い布や布団をかぶせます。遺影の両脇にロウソクを立てて、お香をたきます。

喪中や忌中と書いた紙を自宅の門や入り口に貼ったり、謹弔と書いた提灯を門の前につるします。

故人の友人、知人、同僚など故人と交友関係があった人に知らせます。

葬式に関する連絡・案内・弔客録・死亡申告・埋葬許可申告・喪費の出納記録などを担当する人を決めます。

サミルチャン-２日目-

故人のお身体をきれいに洗いスイという寿衣を着せます。

故人の口に水にふやかした生米を入れます。

亡くなってから24時間過をぎれば、棺に故人様を安置します。この時、遺体が動かないように回りに白い紙や麻布を入れます。

棺の前に屏風を立て、その前に黒いリボンをかけた故人の写真を置き、その両側にロウソクを立てお香をたきます。

喪服を着用し、故人の配偶者・直系子女・８親等以内の親族まで正装し、弔問客を迎えます。喪主は、黒のスーツに喪章を腕に巻くのが一般的ですが、昔は麻布の喪服にずきんをかぶり胸や頭に麻布で作ったリボンをつけていました。